アンチエイジングクリームに配合されるマイクロプラスチック

クリームを塗るごとに90,000個のマイクロプラスチック

ほとんどの化粧品に入っているマイクロプラスチック

メイクアップやスキンケアを毎日すること。
まさかそれで、私たちの顔や体がマイクロプラスチックまみれになっているなんて想像できませんでした。
でも実際に、多くの化粧品にはマイクロプラスチックが入っているのです。

それでも、その口紅を塗りますか?

例えば、口紅。
多くの口紅にはポリエチレンやポリエチレンテフタレート(PET)が配合されています。

お気づきのとおり、PETはペットボトル。そして、ポリエチレンは化粧品の容器にも使われるプラスチック素材です。こうしたプラスチック原料が、化粧品成分としても使われているのです。

食べたり飲んだりしたときに、口紅を誤って飲み込んでしまうことがありますよね。それはつまり、ペットボトルや化粧品容器と同じプラスチックを飲み込んでいるということ。
体内に取り込まれたあと、マイクロプラスチックは血流に到達。そして、体中をめぐることになるのです。

口紅にもマイクロプラスチックが入っています。

90,000個のプラスチック粒子を顔に塗っている

また、シワに効くというクリームを塗るたびに、90,000個のプラスチック片を顔に広げているという試験結果もあります。

クリームに配合されるマイクロプラスチックには、髪の毛の直径(60~80マイクロミリメートル)よりも小さいものも。中には、1.6マイクロメートルほどの超微細なものまで存在しています。

プラスチックは肌表面でフィルムを構成します。それによって、シワが薄くなったような印象を与える効果が期待できます。
シワそのものがなくなるわけではありません。でも、シワが薄く見える効果を期待して、アンチエイジングクリームにはより多くのマイクロプラスチックが配合されるのです。

「大丈夫」って本当ですか?

マイクロプラスチックは皮膚から侵入しないので大丈夫。そういう人もいます。でも、本当にそうでしょうか?

マイクロプラスチックによる健康への影響はわからないことばかり

口や目から誤って侵入した場合、粘膜に直接触れることになります。その結果、私たちの健康に悪影響を及ぼす可能性はゼロではありません。

また、マイクロプラスチックは様々な添加物を使用して作られています。これらの添加物にはホルモンかく乱作用があると言われるものもあります。特に、成長期に受ける影響が一生涯ずっと続く可能性もあるのです。

それでも、100%大丈夫と言えるでしょうか?

正しく知って自分を守ることが大切

マイクロプラスチックが私たちの健康や美容、環境に及ぼす悪影響については、まだまだ不明な点がたくさんあります。ようやく最近、多くの研究者や団体により調査が進められるようになりました。
今後、論文や発表で、これから様々なことがわかってくるといいですね。

ためになる情報をLINEで配信中

CONCIO AcademyのLINEアカウントでは、よりよい化粧品を選ぶための豆知識を発信しています。自分と大切な人にとって本当に優しい選択をするために、ぜひお役立てください。
登録はこちらから→https://lin.ee/jAkRPAs

化粧品成分のリスクをとことん研究した「CONCIO(コンシオ)」

CONCIOは日本で初めてEWG認証を取得した新基準の無添加スキンケア。

化粧品成分による肌刺激やアレルギーのリスクに着目し、2500の成分を使わない独自の安全基準を徹底。
世界基準の安心を日本の敏感肌に届けています。

https://concio.jp/

CONCIOのミニマルスキンケア

*すべての方に肌刺激やアレルギーが起こらないわけではありません。

ブログに戻る
RuffRuff App RuffRuff App by Tsun
  • カルナウバロウって安全なの?

    カルナウバロウって安全なの?

    カルナウバロウはリップや口紅、アイライナーやマスカラに配合される天然ワックス。低刺激でアレルギーリスクも低い安全な成分とされていますが、まぶたや唇に炎症を起こす人が稀にいます。

    カルナウバロウって安全なの?

    カルナウバロウはリップや口紅、アイライナーやマスカラに配合される天然ワックス。低刺激でアレルギーリスクも低い安全な成分とされていますが、まぶたや唇に炎症を起こす人が稀にいます。

  • ピュアビタミンCとビタミンC誘導体の違い

    ピュアビタミンCとビタミンC誘導体の違い

    ビタミンC配合の化粧品を使う目的は人によってさまざま。でも、希望している効果を期待できる正しいビタミンC美容液を選べていますか?

    ピュアビタミンCとビタミンC誘導体の違い

    ビタミンC配合の化粧品を使う目的は人によってさまざま。でも、希望している効果を期待できる正しいビタミンC美容液を選べていますか?

  • メチルプロパンジオールは肌への刺激が強め?

    メチルプロパンジオールは肌への刺激が強め?

    化粧水や保湿クリームに入っているメチルプロパンジオール。 無色透明の液体で保湿成分として配合されています。 化粧品では比較的新しい成分で、基本的には安全とされていますが、よく似た名前のプロパンジオールと比べると…

    メチルプロパンジオールは肌への刺激が強め?

    化粧水や保湿クリームに入っているメチルプロパンジオール。 無色透明の液体で保湿成分として配合されています。 化粧品では比較的新しい成分で、基本的には安全とされていますが、よく似た名前のプロパンジオールと比べると…

1 3