妊娠中のスキンケアで知っておきたいこと

妊娠中の正しいスキンケア

妊娠中に起こる体の変化

「子供を産んだら体質が変わった」という人がいるほど、妊娠と出産は女性の体に大きな変化をもたらします。

例えば妊娠初期。

この頃に感じる変調は、実はつわりだけではありません。息切れや疲労感を感じやすくなったり、心拍数がいつもより速くなることも。
他にも頭痛や精神不安なども妊娠初期の兆候として知られています。

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赤ちゃんが成長するために

また、お腹の中で急速に成長する胎児のために、心臓と肺の働きも変わります。胎児に胎盤や血液、酸素、栄養を届けないといけないからです。

そのため、妊娠中の体には次のような変化が起こります。

  • いつもより多くの血流を作るため、心臓のサイズが大きくなる
  • 妊娠中に十分な酸素を確保するため、血液量が50%増加する
  • 脈拍数がわずかに上昇する
  • 血圧は低下することがある

妊娠中に見られるこのような変化は、ごく一般的なこと。
しかし、自分の体とはいえ、知らないことがたくさんあることがわかります。

妊娠中のスキンケア

妊娠中の肌の変化

妊娠すると肌も変化します。特に多くの女性が気にするのは、妊娠線。
お腹が大きくなるにつれ、腹部、臀部、乳房、大腿部にできます。予防のためにクリームやローションで保湿するのがよいでしょう。

また、腹部には妊娠線とは違う黒い線が現れることも。これはホルモンの影響による一時的なもの。そのため、出産後には消えてなくなることが多いです。

また、顔に肝斑が現れることもあります。
肝斑はシミのような黒い斑点で、妊婦の50〜70%に現れるという調査もあります。

突然現れる肝斑

妊娠中は、エストロゲンとプロゲステロンのレベルが高まります。そして、これらのホルモンが肝斑の一因と考えられています。

肝斑は額、鼻、上唇、頬の周りに現れる暗褐色の斑点。突然シミができたようで驚く人もいるかもしれません。

予防する確実な方法はありませんが、紫外線対策をすることで症状の悪化を抑えることができます。

ただ、通常とは異なるホルモンバランスの影響で、妊娠中の肌は敏感になりがち。普段よりも肌に負担がかからないスキンケアやメイクを心がけるようにしましょう。

肝斑以外の妊娠中の肌変化

また、肝斑だけでなく、ほくろやそばかす、あざの色にも変化が生じることもあります。これもまた、ホルモンによる色素沈着の影響。

肝斑もこれらの色素沈着も、ホルモンのバランスが落ち着けば薄くなるとも言われています。しかし、後に残らないかは心配ですよね。

そんな時は、ホワイトニング効果があるビタミンC誘導体が配合されたものを、スキンケアに取り入れてもいいかもしれません。

ただ、妊娠中に肌刺激が強い美容方法はNG。お腹の中の赤ちゃんへの影響も考えて、できるだけやさしい処方の化粧品を使いたいですね。 

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妊娠中でも使えるスキンケア「CONCIO(コンシオ)」

  • 1200以上ある合成ポリマーとシリコーン成分を使わない
  • アレルギーや肌刺激のリスクが高い成分を使わない
  • ホルモンかく乱や発がん性の懸念がある成分を使わない

など、合計2500以上の成分を使わないオールインワンスキンケアです。

つわりの時にも使いやすい無香料。また、赤ちゃんの発育に影響がある可能性がある内分泌かく乱作用が疑われる成分も使っていません。お肌が敏感になる妊娠・出産後の時期におすすめです。

*すべての人に肌刺激やアレルギーが起こらないわけではありません。

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