広がるマイクロプラスチック汚染
今や、マイクロプラスチックは世界中どこでも検出されるようになりました。海の中、空気中、土壌だけではありません。水道水やミネラルウォーターからも見つかっています。そして、野菜や果物など、私たちが口にする食物にも含まれているのです。
様々な経路を介して、マイクロプラスチックは人間の体内に侵入。マイクロプラスチック汚染は自然環境だけではなく、人間の体内にも広がっています。
人体からも検出されるマイクロプラスチック
マイクロプラスチックが私たちの体内に入る経路は一つではありません。吸入と飲み込みが主な経路ですが、その他の体の開口部からも侵入します。
サイズ5ミリメートル以下の小さなマイクロプラスチック。今までに、人体の消化管、肺、血液、胎児の胎盤などから発見されています。
そして、新たな研究では、人間の心臓からもマイクロプラスチックが検出されました。
心臓で見つかったマイクロプラスチック
2023年7月に発表された研究報告。この報告では、人間の心臓組織からマイクロプラスチックが検出されたことが初めて報告されました。
この研究は、中国の北京安真病院の科学者が実施。中国全土の40歳から75歳の患者15人の心臓から採取した組織サンプルを調査しました。
組織サンプルは、患者が心臓手術を受けている間に採取されたもの。そして、心臓以外にも、7人の患者の血液サンプルも調査されました。

驚くべき結果
調査されたサンプル数は少ないものの、結果は驚くべき内容でした。
というのも、心臓組織にかなりの量のプラスチック粒子が見つかったのです。5種類の心臓組織から見つかったのは、9種類のプラスチック。手術中に心臓内に入った種類もあったものの、手術中には混入する可能性がない種類のプラスチック片も見つかりました。
また、調査したすべての血液サンプルからもマイクロプラスチックを検出。同じ人の血液よりも心臓組織からのほうがマイクロプラスチックの検出量がかなり多かったとされています。
つまり、心臓組織に流れ着いたマイクロプラスチックが、心臓内に蓄積・残留する可能性が示されたことになります。
マイクロプラスチックが心臓血管に及ぼす影響はまだまだわからないことばかり。正しいリスクを知るためには、さらなる研究が必要とされています。
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