敏感肌とは?
敏感肌は、皮膚科医が診断できる病気ではありません。肌の状態を表す症状です。もしかすると、自分が敏感肌であるという自覚がない人もいるかもしれません。
治療が必要なほど敏感肌の症状が深刻なことは稀。スキンケアのルーティンをいくつか見直すだけでも、症状が安定することもあります。
でも、原因を特定しないまま、やみくもにスキンケアを変更しても悪化するだけ。
この記事では、敏感肌を招く可能性がある原因、注意すべき症状、そして商品を選ぶときの注意点をご紹介します。
敏感肌の原因:乾燥性敏感肌
肌の水分や油分を失いすぎた場合、乾燥肌を招きます。そして、乾燥肌が敏感肌の原因になる可能性が。
乾燥性敏感肌の場合の症状は下記のとおり。
- かゆみ
- 皮膚がむける
- 触るとごわごわする
- ひび割れ
- 赤みが出る
乾燥性敏感肌の対策
1日に2~3回、乾燥するところを保湿しましょう。乾燥を感じる前に保湿することが重要です。
顔の保湿には化粧水ではなく、クリームがおすすめ。化粧水を塗る場合にも、化粧水の後にクリームをしっかりと。
保湿剤は何度も塗布するので、毒性が強い防腐剤などの成分が入っていないものを選びましょう。また、香料は天然・合成を問わず、肌刺激になるため、香料不使用のものを選ぶのがいいでしょう。
それから、洗顔時に皮脂を落としすぎないことも大切。
石けん成分は脱脂力が高いため、おすすめできません。石けん成分が入っておらず、植物油などで保湿力を維持できる洗顔料を選びましょう。
濃いメイクは落とすときの肌負担が大きいため、できればメイクは薄めに。帰宅後はすぐにメイクを落として保湿をすることが大事。
敏感肌の原因:接触性皮膚炎
接触性皮膚炎は、毒性や刺激が強い成分に肌が触れた場合に起こります。洗剤や衣服の繊維、化粧品などに原因物質が潜んでいます。
また毒性が弱い物質でも、毎日繰り返し接触することで、皮膚炎の症状を起こすことがあります。
接触製皮膚炎による敏感肌の場合、こんな症状がでます。
- 赤い発疹
- かゆみ
- 乾燥やひび割れ
- 水ぶくれ
- 腫れ
- ヒリヒリ感
接触性皮膚炎による敏感肌の対策
原因物質を避ければ、多くの場合は2~4週間で症状は治ります。
繰り返さないための唯一の対策は、原因物質を特定すること。そして、その物質を避けて生活することです。
接触性皮膚炎の症状は、触れた場所に症状が生じます。新しい化粧品や洗剤を使った場合、症状が現れた場所から製品を特定し、それらに配合されている成分を必ず確認しましょう。また、症状がひどい場合には、必ず皮膚科を受診しましょう。
敏感肌の原因:アレルギー性皮膚炎
アレルギー性皮膚炎による敏感肌の場合、こんな症状が現れます。
- 赤み
- かゆみ
- 水ぶくれ
- ヒリヒリ感
- 腫れ
- 細かな発疹
アレルギー性皮膚炎による敏感肌の対策
まずはどの成分や物質にアレルギー反応が生じるのかを特定する必要があります。
「肌にやさしい」「敏感肌用」として販売されている製品でも、アレルゲンとなる成分が配合されていることがあります。合成成分でも、天然由来成分でも、アレルギー反応が現れることがあります。
原因となる成分を特定するため、まずは配合されている成分の種類が少ない化粧品に変えてみましょう。
また、特定の食品にアレルギーがある場合には、その食物由来の成分が配合された化粧品の使用は避ける必要があります。
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