たまには香りがほしい?
先日、CONCIOのユーザーさんからこんなメッセージをいただきました。
" 最近、エコサート認証の化粧品を使ってみたんです。精油が入っている香りがあるやつです。 そしたら、ピリピリして体にも蕁麻疹みたいなのができて、身体中がかゆくなってしまいました。 CONCIOを使っていてずっと肌が安定してるから「私の肌は強い!」って勘違いしてしまって。 |
「精油は安全」の怖さ
このユーザーさんのようなお話をいただくことが、たびたびあります。
いい香りがする化粧品の魅力は、よーくわかります。
でも、CONCIOのすべての商品に精油や香料を入れない理由は、まさにこれ。
「天然成分だから」「オーガニックの精油だから」といって、精油が決して肌にやさしいわけではないからです。

精油のアレルギーリスク
以前もブログでお伝えしましたが、ヨーロッパの安全科学委員会では28種類の精油をアレルゲンとしています。
日本では柑橘系の香りが人気ですが、実は下記のような精油も高いアレルギー性が指摘されています。

どんなアレルギー症状が出る?
精油によるアレルギー症状は人によってさまざま。
今まで大丈夫だったという人が、ある日突然いつもの化粧品がダメになることもあります。
肌に塗った瞬間に痒みや赤みが出る人、しばらく経ってから違和感を感じる人。
また、一度アレルギーになってしまうと、塗っていない場所にも症状が出ることもあります(今回のユーザーさんのように顔に塗ったのに身体中がかゆくなるなど)。
怖いのは、一つの精油にアレルギーが出たら、それに似たものにも反応してしまうこと。
使えない種類がどんどん増えてしまうのです。
敏感肌や赤ちゃんは特に注意

なにがなんでも、みんなが絶対に精油を避けるべき!と言いたいわけではありません。
香りで癒されたり、肌に合ったり、肌悩みに効果を感じる人もいると思います。
ですが、肌に刺激を感じやすい人や乳幼児には、香りがついていない化粧品を選ぶようにしてほしいのです。
アロマは香りだけを楽しんで
無香料では物足りないという人は、室内でアロマを焚いて楽しむのはいかがでしょう?
あるいは、ハンカチなどにアロマを含ませるのもいいかもしれません。
直接肌に触れる(触れ続ける)ことで、アレルギーのリスクは一気に高まります。
思わぬ肌トラブルを避けるために、ぜひ知っておいていただけると嬉しいです。