化粧品で使われるナノマテリアル

ナノ成分配合の化粧品を避けたほうがいい理由

ナノ化されている化粧品成分

化粧品には、水に溶けないナノ成分が配合されていることがあります。30年以上前から使用され始め、今では紫外線防止剤や着色剤として欠かせない成分となっています。

ナノ化すれば、肌に浸透しやすく、なじみやすく、白浮きしにくい。そのため、使うユーザーにとってはメリットが大きいように思います。

しかし近年、ナノ成分の安全性については各国で疑念が生じてきています。

ナノ成分とは?

ナノ成分の定義は、実は明確ではありません。一般的には、直径が1nm(ナノメーター)から100nmで人工的に開発された成分とされています。

1nm〜100nmは、なんと人間の髪の毛の8000分の1のサイズ。もはや目で見ることはできず、顕微鏡でも見えません。

顕微鏡でも見えないほど小さいナノ成分

これほどまでに小さいサイズに加工されると、その成分が持つ特性が変化します。そして、その変化は成分ごとに異なります。予想不能な変化に、不安を感じる声が高まっています。

ナノ成分の怖さ

ある調査では、水に溶けにくいナノ成分は、同じ成分の大きな粒子よりも毒性が強くなる傾向が示されています。しかし、ナノ成分がどの程度人間の健康や自然環境に影響を与えるかは、実はほとんどわかっていません。

ナノ成分は鼻や口からの吸入されます。あるいは、皮膚から吸収されることでも体内に取り込まれます。鼻から吸い込まれたナノ成分は、脳に到達する可能性も報告されています。

ミネラル成分の中には、目で見えないサイズまでナノ化されてもなお、紫外線を吸収するものもあります。安全性が不確かにも関わらず、こういった成分は紫外線防止剤として、多くの日焼け止め製品に配合されています。

世界中で心配の声が

WHO
ナノ化成分を配合した化粧品は、世界中で20億人の手に渡っているといいます。安全性が不明瞭なことから、WHOは化粧品での使用に対して警鐘を鳴らしています。

ヨーロッパ
2020年、EUではナノ成分に関するガイダンスが発表されました。
消費者に成分の安全性について適切な情報が提供するためです。
ナノ成分を製造、使用、輸入するすべての企業は事前に申請が必要になり、ナノ成分が配合された化粧品は成分表にナノと記載することなど、法規制が進んでいます。

アメリカ
アメリカ食品医薬品局は、化粧品でのナノ成分使用を監視下においています。現時点では厳しい規制はありませんが、化粧品における安全性の分析やガイダンスを公表するなどしています。

日本
特に規制はなく、配合や安全性の管理は各メーカーに全て委ねられています。ナノ成分を配合しても、ラベルや商品情報への記載は不要。そのため、商品にナノ成分が入っているかを消費者が見分けることはできません。

ナノ化されている可能性がある成分

  • 酸化チタン(日焼け止め、ファンデーション、シートマスクなど)
  • 酸化亜鉛(日焼け止め、ファンデーション、ボディパウダーなど)
  • シリカ(ファンデーション、アイシャドウ、口紅、ルースパウダーなど)
  • カーボンブラック(アイライナー、マスカラなど)
  • トリスビネニルトリアジン(日焼け止め)
  • ヒドロキシアパタイト(アイシャドウ、ファンデーション、歯磨き粉など)
  • 金(アイシャドウ、チーク、口紅、日焼け止め、シートマスクなど)
  • 銀(アイシャドウ、チーク、口紅、日焼け止め、シートマスクなど)
  • アルミナ(ファンデーション、コンシーラ、リップ製品、アイシャドウなど)
  • 酸化鉄(スキンケア、日焼け止め、ファンデーションなど)
  • メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール(日焼け止め)
  • フラーレン(シートマスク、化粧水、乳液、フェイスクリームなど)
  • コロイド性白金(ファンデーション、ネイル製品、シャンプーなど)

これらの成分は、ナノ化されたものが配合されている可能性があります。
成分表を見ても明記されていませんので、心配な場合はメーカーに問い合わせるようにしましょう。

ナノ成分不使用のスキンケア「CONCIO」

国内外のエビデンスを徹底的に調査するCONCIO Academy。活動をとおして、こうだったらいいのになと感じてきたことをCONCIOというブランドで実現しました。もちろんナノ成分も配合していません。

  • 1200種類以上のマイクロプラスチック成分を使わない
  • アレルゲンや肌刺激のリスクが高い成分を使わない
  • ホルモンかく乱や発がん性の懸念がある成分を使わない

など、合計2500種類以上の成分を使わないオールインワン化粧品。肌や健康そして環境への影響に配慮した成分だけ使用しています。
*すべての人に肌刺激やアレルギーが起こらないわけではありません。

 

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