ヒアルロン酸の驚くべき肌への4つの効果

ヒアルロン酸の驚くべき肌への4つの効果

定番の美容成分といえばヒアルロン酸

美容大国の日本では次々と新しい美容成分が登場し、話題になります。

お隣の韓国も同じですね。

でも、新しいから効果が高い!というわけでもありません。逆に、新しすぎて効果や安全性のデータが少ないことも珍しくありません。

そこで今回は目新しくはないけれど、長年の使用実績があり信頼できる美容成分をご紹介。

その成分とは「ヒアルロン酸」。

定番なので知っている人も多いと思います。

でも、今さら?と読み飛ばさず、ぜひ最後まで読んでみてください。今まで知らなかったヒアルロン酸の驚くべき効果を発見できるかもしれません。

関連記事:ヒアルロン酸Naとヒアルロン酸は違うの?

ヒアルロン酸とは

ヒアルロン酸は炭水化物や糖の一種です。皮膚や目、関節など人間の体内にも存在しています。

ヒアルロン酸は人間の体内にも存在しています

水分の蒸発を防ぐことで肌の保湿なハリをキープ。なめらかな肌を維持するための重要な役割を果たしています。

でも年齢を重ねるにつれ、体内のヒアルロン酸は減少します。すると同時に、肌のハリや潤いも失われやすくなるのです。

そのため、年齢による肌悩みが増えてきたら、スキンケアにヒアルロン酸を取り入れるのがおすすめ。

肌の水分を保持してふっくらした潤いのある肌を作ってくれるからです。乾燥を防ぎ、肌にハリを与えることで、シワを目立たなくする効果も期待できます。

ヒアルロン酸の肌への効果

ここからはヒアルロン酸が実際肌にどのような影響を与えるか、4つの主な効果を紹介します。

1. 肌の保湿効果

2014年のある研究ではヒアルロン酸が肌の水分を増加させ、乾燥肌を改善したことが示されています。

ヒアルロン酸は肌の水分量を増加させます

また、別の研究ではヒアルロン酸配合のスキンケアを8週間使うと、肌の保湿となめらかさが改善したのだそう。
この研究の対象となったのは平均年齢45歳の33人の女性。専門の計測器を使った分析では肌の保湿が96%、肌のなめらかさは55%も改善したといいます。

2. アンチエイジング効果

最初に書いた通り、人間の体内にはヒアルロン酸が存在しています。

でも、その約半分が皮膚に存在するって知っていましたか?

つまり、体内のヒアルロン酸が減って一番影響を受けるのは肌だということ。だからこそ、ヒアルロン酸を積極的にスキンケアに取り入れることが重要。肌のハリと弾力を高めてシワを予防する効果が期待できるからです。

実際、1日2回8週間、ヒアルロン酸配合の美容液やクリームを使うと、シワの深さが最大40%も改善したことを示す研究もあります。

3. 皮膚炎を和らげる

医薬品ではないものの、ヒアルロン酸は軽い皮膚炎の改善にも役立つ可能性があります。

ヒアルロン酸は皮膚炎の改善に役立つ可能性もあります

参照したのは2011年の調査

この調査では、軽度のアトピー性皮膚炎患者のバリア機能回復が調べられています。

ヒアルロン酸またはセラミドが配合された保湿剤が使われ、2週後と4週後の変化を計測。

すると、痒みや赤み・刺激や皮膚の剥がれなどの項目において、どちらの成分でも4週間後には改善が見られたという結果でした。

しかも、セラミドは2週間では効果がでなかった一方、ヒアルロン酸では2週間後には効果が見られたといいます。

つまり、ヒアルロン酸のほうが早く肌に変化が出る可能性があるのかもしれません。

4. 皮膚細胞の再生を助ける

ヒアルロン酸の効果は美肌効果だけではありません。なんと、傷の治癒も助ける可能性すらあるといいます。

2016年の研究ではヒアルロン酸が皮膚の炎症を抑え、細胞の再生において重要な役割を担っていることが示されています。

ヒアルロン酸は肌にやさしい?

一般的にヒアルロン酸は、ほとんどの人に安全な成分と言われています。多くのデータにおいて副作用の報告もほとんどありません。

ヒアルロン酸はほとんど副作用がないと言われています

ヒアルロン酸は体内でも自然に作られている物質。ですから、体がアレルギー反応を示すリスクが低いことが理由ではないかと考えられています。

とはいえ、配合濃度が高ければ高いほどいい!というものでもありません。

ヒアルロン酸の粒子が小さい場合、皮膚に浸透する際に不要な成分や化学物質も一緒に皮膚内に運んでしまう可能性があるからです。

ヒアルロン酸自体は安全な成分であっても、こうした他の成分に肌がアレルギー反応を示してしまうかもしれません。

だから、化粧品においては2%以下の濃度が安心とされています(実際、ほとんどの化粧品では1%程度に抑えて配合されていると思われます)。

どんなに肌に嬉しい成分であっても、正しい種類を正しい濃度で配合し、正しく使うことが大切ということですね。

 

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化粧品成分による肌刺激やアレルギーのリスクに着目し、2500の成分を使わない独自の安全基準を徹底。
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