やっかいな大人ニキビ
かつて、ニキビは思春期特有のものでした。でも、現代では30代や40代になってもニキビに悩む人が増えています。
また、ニキビに悩む人には、毛穴の黒ずみやオイリー肌などの悩みも混在していることも。
なぜ、10代のものだったはずのニキビが大人になっても続くのでしょうか?
ストレスや食生活の変化、汚染物質など、さまざまな原因が指摘されている大人ニキビ。正しい対処法を知って、なめらかな肌を目指しましょう。
30代女性の35%が悩む大人ニキビ
身体的な成長がみられる思春期には、ホルモンの変化によりニキビができやすくなります。
しかし、10代を過ぎてもニキビに悩む人が。特に思春期を過ぎても大人ニキビに悩む人は女性のほうが多いとされています。
20代で50.9%、30代で35%、40代でも26%の女性がニキビができると回答したという調査も。
大人ニキビは、顎や口の周り、頬にできやすいのが特徴。同じ場所に繰り返しできることもあります。
また、毛穴の黒ずみやオイリー肌を伴っている人や、敏感肌になっている人も。
大人ニキビの原因
ほとんどの吹き出物は、皮膚の油腺がアンドロゲンというホルモンに敏感になったときに起こるとされています。
アンドロゲンは油腺を太くし、皮脂を増加させます。私たちは全員アンドロゲンを持っていて、それ自体は悪者ではありません。
でも、思春期になると増加するため、ニキビの原因となるのです。
ホルモンへの反応は歳を重ねるにつれて変化します。そのため、思春期にできたことがないニキビが、大人になって初めてできる人もいます。
また、生活習慣が悪化を招くことも。ジャンキーな食事やスナック菓子、糖分たっぷりのスイーツが好きな人には大人ニキビができやすいかもしれません。
そして、化粧品の使い過ぎも大人ニキビにつながります。無数の化学物質が肌を刺激し、肌の赤みの原因に。大人ニキビを助長する可能性があります。
閉経後には落ち着く?
30代や40代で大人ニキビに悩んでいる女性は、閉経後には落ち着くと思っている人もいるかもしれません。
しかし、残念ながら、閉経で治る人ばかりでもなさそうです。
大人ニキビが始まる年齢、治る年齢はわかりません。オイリー肌により20代や30代でニキビができやすかった女性は、閉経後にもニキビができることがあるとか。
だからこそ、そうなる前に肌を自分でコントロールできるようになっておくことが重要です。
大人ニキビの対処法
シンプルなスキンケアにする
毎日使うスキンケアは、クレンジング、保湿剤、日焼け止めの3ステップで十分。シンプルにしましょう。
たくさんのスキンケア製品を使いすぎると、肌が刺激を感じ続けます。それが原因でニキビが悪化する可能性があります。
また、「どう落とすか」を意識しましょう。
肌バリアを守りながら、自分の肌に合ったクレンジングができているかを見直してみましょう。
シリコン不使用の化粧品を選ぶ
シリコンは肌を保護してくれます。でも、その代わり、肌に密着し落としにくいのが特徴。洗い残しや洗いすぎがニキビの原因になることがあります。
スキンケア、メイクアップ、シャンプーなど肌に直接触れる製品には、シリコンが入っていない「ノンシリコン」を選ぶのがベター。
ちなみに、「〜メチコン」「〜シロキサン」という名前の成分がシリコン。全成分表を見て、入っていないかを確認しましょう。
治療法は一度にたくさん試さない
ニキビに効果があるという化粧品や、皮膚科で処方された薬。ニキビに悩むとあれもこれもと試したくなります。
でも、一度に複数の治療法を試すべきではありません。同時に複数の新しい方法を試すと、肌に負担をかけすぎてしまうから。
まずは、刺激がないシンプルなものから試してみましょう。数週間から1ヶ月使ってみて、改善が見られるかを見極めて。
また、肌の健康は外側からのケアだけではなく、内側からのケアも大切。食生活や睡眠時間を見直すことも忘れないで。インナーケアにも取り組みましょう。
ためになる情報をLINEで配信中
CONCIO AcademyのLINEアカウントでは、よりよい化粧品を選ぶための豆知識を発信しています。自分と大切な人にとって本当に優しい選択をするために、ぜひお役立てください。
登録はこちらから→https://lin.ee/jAkRPAs
化粧品成分のリスクをとことん研究した「CONCIO(コンシオ)」
CONCIOは日本で初めてEWG認証を取得した新基準の無添加スキンケア。
化粧品成分による肌刺激やアレルギーのリスクに着目し、2500の成分を使わない独自の安全基準を徹底。
世界基準の安心を日本の敏感肌に届けています。
*すべての方に肌刺激やアレルギーが起こらないわけではありません。