ストレスによる肌荒れ
私たちは日常的にさまざまなストレスの影響を受けています。
万病の元とも言われ、健康に悪影響を及ぼすこともあれば、ニキビや肌荒れのように皮膚症状として現れることもあります。
皮膚は人体最大の臓器。内側と外側からの影響が目にみえる唯一の臓器とも言えます。肌の状態が万全でないときは、過度なストレスを受けていることを示すサインにもなるのです。
肌荒れの原因はストレスホルモン
ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」を知っていますか?
ストレスを感じたときに多く分泌されるホルモンです。
コルチゾールが増加すると、神経からのメッセージが混乱します。それが、じんましんや肌の炎症、ニキビなどの肌荒れの原因になると言われています。
つまり、食生活やスキンケアだけでなく、ストレスも肌荒れの原因となるのです。
ストレスによる肌荒れが引き起こすもの
炎症と余分な炎症肌
脳がストレスの限界を超えると、肌の保護力が損なわれる可能性があります。
じんましん、乾癬、湿疹、皮膚炎、酒さなどは、肌の炎症によるもの。そしてそれは、ストレスによっても生じることもあるのです。
改善するためには、抱えている肌トラブルの原因を正しく認識する必要があります。ストレスなのか、アレルギーなのか、使っている化粧品の成分なのか。
もし、ストレスによる肌荒れだったら、スキンケアを変えても改善しないかもしれません。なぜなら、ストレスによる肌荒れをよくするために重要なのは、ストレスの原因になっているものを取り除くことだから。
原因を突き止めることが難しいこともあるかもしれませんが、自分の生活を振り返り、原因を探ってみましょう。
そして、可能な限りそのストレスの元凶から距離をとって。
原因がある限り、ストレスによる肌荒れは繰り返してしまいます。
皮脂分泌の増加とニキビ
ストレスとニキビは大きく関係しています。なぜなら、ストレスは肌の神経信号を混乱させ、ホルモンバランスを崩すから。
そしてそれにより、皮脂分泌が増えるのです。
ストレスを完全に取り除くことはほぼ不可能かもしれません。
でも、健やかな肌を維持するためには、自分に合ったストレス解消法を見つけておくことは大切かも。
簡単にできる運動やストレッチで、ストレスに負けない体づくりをしておきましょう。
また、ニキビができると、ニキビに有効とされるサリチル酸などの外用薬を使う人もいるかもしれません。サリチル酸は、毛穴詰まりを取り除き、ニキビが改善する可能性はあります。
しかし、塗布量が多すぎたり、強すぎると肌の乾燥を招くことも。かえって炎症の原因となることもあるので、必ず皮膚科医に処方してもらい、適量を守りましょう。
自然治癒力の低下
強いストレスに直面すると、表皮が弱くなります。その結果、傷やニキビを治す肌の自然治癒力が低下。感染症などのリスクも高まります。
肌バリアを修復するには、グリセリンやヒアルロン酸配合の製品がおすすめ。また、次のような食べ物を積極的に摂取することで、体の内側から治癒力を高める可能性が示唆されています。
- ビタミンC:抗酸化作用があります。パプリカやブロッコリーなどの野菜、キウイやいちごなどの果物に多く含まれています。
- ビタミンE:強い抗酸化作用で老化やがんの原因となる活性酵素の発生を抑えます。アーモンドなどのナッツ類に多く含まれています。
- カロテノイド:βカロテンやリコピンなど。老化やがんの原因となる活性酵素の発生を抑えます。緑黄色野菜や海藻類に多く含まれています。
- セレン:人の体内にある必須ミネラルのひとつ。抗酸化作用がある。鰹節やたらこに多く含まれています。
ストレスに負けない肌を作るために
ストレスの感じやすさは人それぞれ。でも、ほとんどの人がある程度のストレスは感じているものです。
簡単にコントロールできないストレスが原因の場合、繰り返す肌荒れに悩むこともあるかもしれません。肌荒れに効果がありそうな新しいスキンケアを試すなど、外側からのケアで改善しようとする人も多いかも。
でも、外側からのケアだけでは不十分。
食事や運動などをバランスよく取り入れて、ストレスに負けない肌作りを心がけましょう。
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