スキンケアの乳酸の肌への効果と注意点

スキンケアに入ってる「乳酸」の肌への効果と注意点

乳酸がクレオパトラの美の秘訣?

乳酸は角質ケアに使用されます。美容に関心がある人なら一度は聞いたことがある「ピーリング」の作用があるんですね。実は、この「ピーリング」。歴史がとても長いことを知っていますか?

なんと、その起源は古代エジプト医学。
1550年の文献でも、ピーリングが何世紀も前から行われていた習慣だったと記されています。

古代エジプトといえば、世界三大美女の一人と称されるクレオパトラですよね。彼女も、若々しさを保つために腐った牛乳のお風呂に入っていたとか。
腐った牛乳には乳酸が含まれていて、それが古い皮膚を取り除いたり、シミやシワに効果があることを知っていたとは驚きです。

ちなみに古代ギリシア人やローマ人は、腐敗した石灰岩などを使って同じように若さを追求していたそうです。

クレオパトラの美の秘訣も乳酸?

乳酸とは

乳酸の原料は、牛乳に含まれる炭水化物の乳糖。その乳糖を発酵して得られるのが乳酸です。
クレオパトラが生きていた古代だけではなく、現代でもピーリング効果がある美容成分として、多くのスキンケア製品に配合されています。

乳酸はアルファヒドロキシ酸(AHA)のひとつ。グリコール酸などAHAには複数あります。その中でも乳酸には、他のAHAにはない肌効果があると言われます。

乳酸の肌への効果

角質ケア

乳酸は細胞のターンオーバーを促進するとされています。つまり、表皮(皮膚の一番上の層)に蓄積した古い角質を除去してくれるのです、

シワ

12%程度の高濃度で使用すると肌が全体的になめらかになり、小じわや深いしわが少なくなると期待されます。皮膚により深く浸透するからです。

ただ、浸透力が高い分、肌への刺激も強くなりがち。そのため、敏感肌や肌が弱い人は5%程度の低濃度で使用するのがいいでしょう。それでも肌表面には同じような効果を期待することができます。

シミ

乳酸は肌の色素沈着にも働きかけます。加齢によるシミや毛穴を目立たなくする効果が期待されています。

ニキビ

ニキビができやすい肌の場合、乳酸を使った角質ケアに過度な刺激を感じてしまう可能性があります。それでも皮膚科で抗生物質と一緒に乳酸配合の治療薬がよく処方されます。理由は相応の効果を期待できるから。22人のニキビ患者を対象にした調査では次のような結果が示されています。

  • 患者は5%濃度の乳酸ローションを1日2回、顔全体に使用
  • 1年間継続した結果、ほとんどの患者で50%〜100%のニキビの減少が見られた

つまりニキビの症状がなくなったか、半分程度に治ったということ。
この調査では、ニキビは暑い時期や雨が多い時期に悪化しやす医ことも記されています。また、この結果には、乳酸ローションだけでなく抗生物質の併用が必要だったとも述べられています。

敏感肌でも使える?

乳酸の使用で敏感肌の人が気をつけたいこと

乳酸はAHAの中では一番マイルドなもの。適切な濃度であれば敏感肌にも安全に使用できるとされています。ただ、敏感肌の場合は、下記の3点に注意をするのがよさそうです。

1. 乳酸の配合濃度が10%以下のものにする
全成分表には濃度の記載がないことがほとんど。わからない場合はメーカーに問い合わせるのが安心です。

2. 使う頻度に注意する
過剰に角質を落としすぎて肌のバリア機能を壊してしまう危険があるからです。少なくとも2回に1回程度の使用に控えるのがいいでしょう。

3. レチノールやスクラブ入りの化粧品と一緒に使うのはNG
これらを同時に使うと肌への負担が大きすぎます。ひどい場合は炎症が起こったり、炎症が原因で色素沈着を起こすかもしれません。
肌にストレスをかけすぎるとメラニンが余分に生成されます。そうして起こった色素沈着は薄くなるまでに時間がかかることも。

乳酸を使う時は紫外線に気をつけて

乳酸を使った角質ケアの後は紫外線による肌ダメージのリスクが高くなります。屋外・屋内に関わらず、SPF30以上の日焼け止めを必ず塗るようにしましょう。直射日光に浴びる場合は2時間ごとに日焼け止めを塗り直すなど、いつも以上に紫外線対策をする必要があることを忘れずに。

日焼け止めの選び方はこちら:紫外線吸収剤フリーの日焼け止めを選ぶべき理由

スキンケアに乳酸を使用するリスク

乳酸をはじめとするAHA配合の化粧品を使う場合、思わぬ肌反応を引き起こす可能性があります。初めて乳酸を試す場合は、以下の点に注意しましょう。

  • 赤み
  • 腫れ
  • 灼熱感・ヒリヒリ感
  • ピリピリ感
  • 強いかゆみ
  • 皮膚のはがれ・めくれ

これらの反応が出てしまったら、できるだけ早く皮膚科医に相談を。また、乳酸などピーリング作用がある成分が配合された化粧品の使用をすべてやめましょう。すでにダメージを受けている肌に、さらなる刺激とストレスを与えることになってしまうからです。

ターンオーバーが整ったら使用は控えて

乳酸の効果を感じやすいのはターンオーバーが乱れ、古くなった角質を自分で取り除けていない場合。ニキビやゴワつき、ざらつきを感じているような時です。

こういった状態が改善されてターンオーバーが整ったら、乳酸などのAHAの使用は一旦やめてみましょう。乳酸を使わなくてもお肌の調子がよさそうなら、余計な肌ストレスを避けるためにも使用を控えてもいいかもしれません。

また、上記では乳酸は敏感肌の人でも使えると書きました。でもターンオーバーが過剰になっている肌の場合は、やはり使用は慎重に。下記のような場合、ターンオーバーのサイクルが早すぎて、余計な肌トラブルの原因になる可能性があります。

  • すでに肌に赤みが出ている
  • 肌が薄くて刺激を感じやすい
  • 常に肌が乾燥している

「やりすぎ」なスキンケアは、決してお肌のためにはなりません。足りないものを補うという意識でスキンケアをするのがおすすめですよ。

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*すべての方に肌刺激やアレルギーが起こらないわけではありません。

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