本当に敏感肌かを見分ける方法

敏感肌からの卒業に必要な5つのこと

女性の半数以上が敏感肌

複数の企業による調査で、半分以上の女性が自分の肌を敏感肌と回答しています。

でも、「敏感肌 」には明確な定期はありません。乾燥肌や肌の赤み、発疹などの幅広いトラブルを敏感肌として表現することがほとんど。

そして、敏感肌と回答した人が、必ずしも本当に敏感肌であるとも限りません。 

女性の敏感肌の増加は、日本だけではありません。アメリカをはじめとする多くの国で、自称敏感肌の人が増えているといいます。
しかし、皮膚科医の中には、本当に敏感肌の人は全体の10%しかいないと推定している人も。
 

敏感肌を作るもの

自分の敏感肌は、肌質によるもの。そう思っている人でも、実はスキンケアやルーティンを変えることで敏感肌を卒業できるかもしれません。

もちろん、遺伝や体質によって敏感肌の人もいます。自分の敏感肌のタイプを見極めるために、まず試すべき5つのことをご紹介します。

1. 敏感肌の原因になっている成分をつきとめる

肌の赤みやかゆみ、発疹。実は、これらの原因は、使っている化粧品の成分に対する肌のアレルギー反応かもしれません。
毎日何種類の化粧品を使っていますか?
それらに配合されている成分は、合計で何種類?
 
化粧品にはたくさんの化学物質や成分が配合されています。
そのどれかがあなたにとってアレルゲンになっている場合、原因成分を突き止める必要があります。そうしない限り、敏感肌は続いしまうからです。

たとえ「敏感肌用」とされている化粧品でも、その中の成分が肌に合わないこともあります。その場合、あなたの敏感肌は体質ではなく、成分が原因。
 
まずは化粧品をできる限りシンプルなものにしましょう。
使う製品の数を減らし、配合成分が少ない製品を使う。
そうやって、まずは自分の肌に合わない原因成分を特定しましょう。特定できれば、あとはその成分を避けるだけ。それだけで敏感肌が安定することもあります。

2. 天然由来成分が肌に合っていない可能性を知る

天然由来成分は、肌にやさしい。そう思って、オーガニックナチュラルのスキンケアを選んでいる人もいるかもしれません。

でも、ちょっと待って。
天然由来成分の中には合成成分よりも肌への刺激が強いものがあるのです。
 
特に肌が弱っている時やアトピーの人、アレルギー体質の人は要注意。
「オーガニックだから安心」と使い続けることで、肌トラブルが常態化してしまうことが。精油や植物エキスの種類を確認し、アレルギー性や肌刺激が強いものは避けましょう。
天然由来成分が敏感肌の原因になっていることもあります。

3. 香料と着色料を避ける

香料は合成香料でも天然香料でも、肌への刺激とアレルギー性の高さは同じ。敏感肌の人には無香料や香料不使用のスキンケアがおすすめです。
「香料」配合のものはもちろん、数種類の精油が配合されたスキンケアもできるだけ避けたほうがいいでしょう。
 
また、毎日のスキンケアに着色料は不要。
天然由来の成分を多く配合している化粧品の場合、製造ごとに色にばらつきが生じます。そのため、毎回同じ色の製品にする目的で、着色料が配合されていることがあります。

でも、着色料の中には強いアレルゲンを持つ種類も。メイクアップなら色や発色は気になりますが、化粧水や乳液で色は必要かを考え、できるだけ無着色のものを選ぶのがいいでしょう。

4. 正しく保湿する

化粧水や乳液、クリームに肌がうるおう成分が入っているかを確認しましょう。セラミド、ヒアルロン酸、グリセリンなど、肌への刺激が低いものがおすすめです。

また、せっかくうるおい成分が入っていても、肌表面にとどまる合成ポリマーシリコンが入っていては台なし。これらの化学物質は、肌表面に「ツヤ感」を与えますが、保湿効果はありません。
 
リッチなクリームで1日2回ちゃんと保湿をしているのに、乾燥が続いて肌が敏感。そんな人は、保湿クリームの成分を確認してみましょう。

5. 敏感肌に洗い過ぎはNG

洗顔後に肌がつっぱる時は洗い過ぎです。肌本来の油分を落としすぎると、肌荒れや肌トラブルにつながります。肌バリアを守ることを意識した、落とし過ぎない洗顔を心がけましょう。

例えば、汚れやメイクは落ちているのに、さらにダブル洗顔をしている。パック洗顔を毎日している。洗浄力が高すぎる洗顔料を使っている。朝晩、洗顔料を使ってしっかり洗顔している。

そんな人は洗い過ぎによる敏感肌かもしれません。
肌のつっぱりを感じない洗顔方法に見直してみてください。

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